令和元年7月10日午後、当院で「医療資源の活用(介護保険、生活リハビリ、在宅医療など)」に関するセミナーを開催し、多くのかたに参加いただき、「地域生活の支援、介護保険について理解できた。通院困難になっても往診してくれると聞き安心した。訪問看護師さんの話も参考になった。」と概ね良好な感想を頂戴しました。今後も皆様に関心の高いテーマで開催させていただこうと考えております。

セミナーでの重要事項のまとめ

1.地域包括ケアシステム :  生活圏域のなかで、支援を必要とする人たち(年少者、要介護高齢者や認知症)への さまざまな支援を行い、安心して最後まで暮らし続ける多世代共生の仕組みが考えられ、地域包括 支援センターやケア・マネージャーへなんでも相談しましょう。

2.地域リハビリテーション : ご不自由な人が住み慣れた所で、安全に生き生きした生活ができるよう、保険・医療・福祉・介護 および地域住民を含めたすべての機関・組織・人々がリハビリの立場から協力しあって活動しましょう。

3. 自助・互助の重要性:  医療機関(公助)や地域包括ケア(共助)のみでなく、自ら積極的に取り組み(自助)住民同士支えあう(互助)態度を持ちましょう。 

宮下医院の取り組み

(1)  かかりつけ医として地域医療の一翼を担います。

(2) 診療所では通院される患者様に適切な医療を提供致します(検診や各種ワクチン接種を含みます)。

(3) 他職種連携(地域包括支援センターへの連絡、ケアマネおよび訪問看護ステーションとの連携)を適宜行います。

(4) 通院困難となって患者様への往診、在宅医療を行います。  

(5) 近隣の病院、診療所と連携し通院患者様をサポート致します。

(6) 医療セミナーを開催し患者様やご家族様との親睦を深めます。