第2回 医療セミナーのご報告  「認知症の予防、診断と治療について」

平成30年5月16日、23日の両日、当院で上記医療セミナーを開催し、約50名様に参加いただき、「認知症への理解が深まった。」と院長の拙いお話にもかかわらず、概ね良好な感想を頂戴しました。 今後も皆様に関心の高いテーマで開催させていただこうと考えております。ご希望のテーマがございましたら当院までお寄せ下さい。

重要事項のまとめ

1.認知症の予防

 生活習慣病の管理、禁煙、十分な睡眠 と適度な運動、食事管理(マインド食がお勧め)が重要です。

2.軽度認知機能障害(認知症の前段階)で適切な対応

 予防の徹底、認知機能トレーニングを実行しましょう。社会との関わり(定期的な外出や同じ趣味の

 人たちとの交流など)を保つようにしましょう。

3. 認知症となったら

 医療機関へ通院(認知機能評価と服薬など)しましょう。社会資源(介護保険、包括支援センター利用

 など)を活用しましょう。

認知症の診療においてかかりつけ医である 宮下医院の役割

(1) 認知症および軽度認知機能障害の患者様について早期の診断と治療、健康管理を行います。

(2) 患者様とご家族様に丁寧に相談と適切な助言を致します。

(3) 他職種連携(地域包括支援センターへの連絡、介護保険申請、ケアマネとの連携)を適宜行います。

(4) 必要に応じて、家族のご希望により認知症専門医(弘済院附属病院など)へ紹介致します。  

(5) 道路交通法による高齢者ドライバーの認知機能検査に基づく免許更新へのアドバイスを致します。

(6) 成年後見人制度の活用へのアドバイスを致します。

(本セミナーへ参加された方は認知症サポーターと認められ、希望者にはオレンジリングが授与されることになりました。)

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